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ロゴ制作に黄金比を活用しよう!優れたロゴマークの5つの要素とは?
ロゴマークは企業や店舗にとって、とても重要なものです。そしてロゴマークを制作するのは、デザイナーにとって決して簡単なものではありません。今回は、デザイナーがロゴマークを制作するときに意識する、「黄金比」と「優れたロゴの5つの要素」を中心に解説していきます。
黄金比を取り入れる
黄金比とデザイン、特にロゴデザインにおいては、密接に関係しているということは有名な話です。黄金比は自然界に溢れていて、様々な場所で見つけることができます。それらの大自然が織りなす美を、建築や絵画、グラフィックデザイン、または音楽などに取り入れることで、自然で美しい魅力溢れるアートが制作できるのです。
例えば、ダヴィンチのモナリザ、ギザの大ピラミッド、アテネのパルテノン神殿、ペプシやツイッターのロゴマークは、黄金比で設計されているんです。
黄金比とは?
簡単に言えば黄金比とは、古来より人間が最も美しいと感じる比率として「1:1.618」で表されます。覚え方は「イチロー一発」で覚えてください(笑)。それでは下の画像をご覧ください。
出典 : https://www.vectornator.io
これが黄金比のパターンです。自然界で見られる例として、貝殻やひまわりの形などが挙げられます。それでは、この黄金比をデザインにどうやって活かすのでしょうか?
デザインに活かす
先ほどの黄金比のパターンですが、グラフィックデザインにうまく落とし込めなければ、全く役に立ちませんよね。この比率は、この世界に見られる自然の調和が織り成す、最も美しい比率だと先述しました。さらに言えば、人間が無意識のうちに求めているものなんです。それだけ需要のある黄金比を、デザインに活用しない手はないですよね。特にロゴデザインには大きな効果を発揮するわけです。
黄金比とロゴデザイン
黄金比を活用している有名なロゴマークとして、Twitter、ペプシ、アップルなどがあります。下の画像をご覧ください。
出典 : https://www.vectornator.io
随所に黄金比率を使用しているのが分かります。ただ、具体的にどういう風に黄金比を活用するのかちょっと分かりにくいですね。そんな方は、下記のgif画像を見てもらえれば分かりやすいかと思います。
出典 : https://www.vectornator.io
どうでしょうか。インスピレーションが湧いてくるようですね。え、まだちょっと分かりにくいって?具体的な制作方法は、この記事の最初の画像を思い出してください。下記に再度掲載しておりますので、こちらを見てもらえれば理解できるかと思います。是非、ロゴ制作にお役立ていただければと思います。
出典 : https://dribbble.com/
優れたロゴは5つの要素から構成される
ロゴ制作において、黄金比の活用法が分かったなら、さらに突き詰めれば怖いもんなしです。優れたロゴマークとは、単純に見た目が美しいだけでなく、あらゆる価値が含まれているんです。具体的に優れたロゴは、5つの要素から構成されているのです。
- Simple – シンプル
- Memorable – 印象的
- Timeless – 普遍的
- Versatile – 多面的
- Appropriate – 妥当性
シンプル
シンプルとはある意味、究極の完成形です。そしてクライアント様の多くは、シンプルなものを求めている傾向にあります。不要なものは削り、洗練されたデザインを心がけましょう。
印象的
また印象的とはその名の通り、見る人に強い印象を与え、一度見たら忘れられないロゴです。これはシンプルにも精通していて、複雑なロゴは印象に残りにくいと言われています。
普遍的
普遍的とは時代に流されない、時が経っても色褪せないロゴです。ロゴとは企業に定着し、その企業を表現する唯一無二のマークなんです。それだけにやはりシンプルなものが求められると言えます。
多面的
多面的とは、あらゆるシーンで使用することを想定して制作されているかどうかです。ロゴは、名刺やホームページ、Tシャツなど、様々な媒体で使用されます。モノクロにしても、小さくしても、見やすいかどうかが重要となってきます。やはりシンプルさが大切となってきます。
妥当性
最後は妥当性ですが、そのロゴが企業のコンセプトやビジネスにふさわしいマークかどうかです。大人向けの商品を販売している企業が、子供っぽいロゴデザインでは、妥当性に欠けますよね。その企業にとってふさわしいデザインかどうかが大切なんです。
最初はスケッチブックに描こう
黄金比と5つの要素を意識すれば、ロゴデザインのクオリティは大きく向上するはずです。そして、まずはその企業などのコンセプトやイメージやストーリーを踏まえて上で、簡単なラフでスケッチすることから始めてください。スケッチにラフを描くときには、5つの要素を意識して、特にシンプルであることを心がけて制作するようにしたいものです。そしてスケッチを元に、正確な黄金比に落とし込む作業をしていくわけです。その行程こそが、優れたロゴデザイン完成への道のりなんです。
- 企業のコンセプトやイメージやストーリーをまとめる
- スケッチブックにラフを描く
- 5つの要素を1つずつ取り入れる
- ラフスケッチを黄金比に落とし込む
ロゴマーク制作はディーライズへ
優れたロゴマークの制作方法を掲載しましたが、やはりロゴマークのデザインはセンスと経験が必要です。簡単そうに見えて、かなり難しく、奥が深いんです。
デザイン会社に依頼すると10万円以上する場合がほとんどです。当スタジオでは、一般的なデザイン会社の半分ほどの価格でロゴデザインを行なっております。
ロゴマークは企業やお店の「顔」とも言うべき、非常に大切な存在です。さらにパンフレットやホームページ、Tシャツなど様々な媒体に活用できます。
そんな大切なロゴマークなので、「自分で作るのが難しい」「高品質なロゴマークがほしい」という方は、当スタジオのロゴマーク制作実績をご覧いただき、ご検討いただければと思います。
「ホームページ見ました」と言ってくだされば、今なら1万円引きにさせていただきます!